前置き
奄美大島等の離島に引っ越しすると、船での輸送になるから、コンテナが必要です。
引越運賃の大部分をコンテナが占めるので、
小さいコンテナであるほど、劇的に安くなります。
東京~奄美大島の場合、
奄美大島航路を設定している「マルエーのサイトによると」
コンテナサイズには10、12、20フィートとありますが、
2tロングで引越の場合、12フィートコンテナで余裕で収まります。
※ちなみに、2tロングとは、引越のサカイで言うところの「Kタイプ」です。
値段を気にしている方のために・・・
このサイズに納めると、50万程度に収まると思いますが、
このサイズを超えると、70万とかに一気に上がると思います。
15万刻みとか、そういうレベルで上がると思います。
単身の場合、普通に考えて2tロングで収まらない荷物があるとは思えませんから、
問題になるのは、家族の場合だと思います。
普通、見積もりを頼むと、
- 2tロング + 2tショート (Hタイプ)
- 4tトラック
このどちらかになると思います。
サカイのサイトにある通り、
4tトラックは 前面道路5m以上が必要なので、
大抵は、2tロング + 2tショートの組み合わせだと思います。
1回引っ越しの荷物を積めば分かりますが、
2tショートいらないじゃん!
頑張ったら、2tロングに全部はいるじゃん!
って感じになります。
だから、頑張って2tロング一杯に積み込める状態にしてもらえれば
引越代金が下がるわけです。
※文字通り、一杯まで積み込むと、移し替えられないこともあるので、限度がありますが・・・・
そのためにはどうすれば良いか
これがこのブログの本題です。
コンテナじゃなくても、日通の単身パックでも奄美大島なら引っ越しが可能です。コンテナよりは圧倒的に安いです。
注意点
普通は、大きめに言ってきますが、「このトラックで大丈夫だと思ったけど、積み残しができちゃいました」ってなる訳にいかないので、大きめに言ってくるのは当然です。
だから前もって、
「積み残しは粗大ゴミで出します」「宅急便で送ります」等、宣言しておく必要があります。
どうすれば一杯まで積めるか
答えは単純です。
- 段ボールに全部入れる
- 組み立て家具は分解する
- 衣類・布団は圧縮パックに入れる
この3点です。
組み立て家具の分解 これはスペースが減るわけですから当然有効です。
圧縮パックも同じ理由です。
→圧縮する前の衣装を入れていた家具はどうするのか、これは後述します。
引越業者としては
「一杯積み重ねたら、一番下が圧迫されて壊れた」
とかの事態を避けたいわけです。
だから、
- 壊れたら困る洗濯機などの上には一杯積んでもらえない
- プラスチック製の衣装ケースとかもそれだけを一番上まで積んでもらえない
わけです。
そうすると、
結果的にトラックの上半分はかなり空いてる → これを避ければいっぱい積めます。
って事になってしまいます。
※洗濯機、自転車等どうしようもない構造のものもでてきます。
衣類を入れていた家具についてはどうするか
もう分かると思います。
- タンス等しっかりしたものであれば持って行く
- 組み立てなら分解して持って行く
- プラスチック製の衣装ケースなら様子で適宜積んでもらう(積めないのは捨てる)
こうなるわけです。
ちなみに
- プラスチック製の衣装ケースなら現地で東京などと同じ値段で買えます
- しっかりした家具は東京などより圧倒的に高いです
- イケアは範囲外です。ニトリ等は別に送料がかかります。
だから、今ある家具を捨てて、組み立て前のイケアの家具を買って持って行っても良いくらいです。
タンス・冷蔵庫・洗濯機・自転車・エアコン等が無い場合、単身パックの方が安いので、コンテナ利用の場合は、そこまで荷物を削る必要はありません。コンテナのスペースを余らしても意味がないので。
タンス等の棚が空だと、スペースがもったいないと思います。扉を外して、扉だけを梱包して、扉のない状態にした上で、棚板も全部外したら、段ボールなら入れてもらえると思います。
まとめると、家具は
- そのまま持っていく
- 分解して持っていく
- 捨てる
- IKEA等で組み立て前の家具を買って持っていく
ですが、家具は入手困難なので、使ってる家具を捨てて、イケアで新しく買って引っ越しの荷物の体積を減らしてでも持っていくといいと思います。
IKEAの家具は分解してくれないとか書いてますが、あれはアホです。自分で分解すれば持っていってくれます。業者が分解したら、元通りにする義務があるから分解してくれないだけで、そもそも分解されてる状態なら持って行ってくれます。
段ボール
(キチンとふたの閉じた)段ボールに入れれば、天井一杯まで段ボールを積み上げてくれます。
だから、たとえお鍋1個しか入ってない段ボールが出来たとしても、段ボールに詰めるべきです。フタができない段ボールは一番上にしか積めないので、段ボールに詰めたとは言えません。中身を減らせば、フタが出来るのであれば、中身を半分にしてでもフタをするべきです。
ちなみに、2tロングであれば30個程度の段ボールであれば、一番上まで積めば1列しか使いません。だから、すかすかの段ボールが多少あったところで、フタさえ出来ていれば誤差の範囲です。引越作業を進めれば分かりますが、30個の段ボールは、かなりの体積になります。
とにかく、上に積み上げられる状態にすることが大切です。
トラックで走った場合、積み上げても荷崩れしたり、壊れたりしないと引越業者が思える状態であれば、上に積み上げてもらえるわけだから、同じ形の段ボールにどんどん詰めるべきってことです。
衣装について追記
衣装はハンガー付き段ボールを当日用意してもらえます。
段ボール、2.3段分なので、無駄に場所を取ります。
ヴィトンだとか、バーバリーだとか絶対にしわにしたくないものを厳選して入れるべきです。
これも性質上、どんどん積み上げられるものでもないです。
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